ヒアルロン酸豊胸 しこり

大小さまざまな「しこり」が出現?!

ヒアルロン酸が体内に注入されると、身体は異物が侵入したと認識し、コラーゲン繊維でできた固い皮膜で閉じ込めようとします。これは正常な反応で、通常はこの皮膜がまだ薄いうちに、体内のヒアルロニダーゼという酵素で分解されてなくなります。何らかの原因で、分解されるより前に厚い皮膜ができると、手で触ると硬い「しこり」として残ってしまいます。大小さまざまで、数が多い場合もあります。

 

厚い皮膜が作られる原因として、次の2つが考えられます。

 

  1. 体質によるもので、拒絶反応が強く出た場合
  2. 通常、皮膜は徐々に形成されるのですが、体質によっては拒絶反応が強く出て、短期間に厚い皮膜ができる場合があります。そのため、酵素での分解が間に合わず、吸収されずに残ってしまうことになります。

     

  3. ヒアルロン酸の塊が大きすぎた場合
  4. 施術時には、すぐに吸収されず、しこりにもならない適量を注入する必要があります。ドクターは、バストの大きさや形を整えながら、適正な量を適正な位置に注入していきますが、施術に不慣れだったり、判断を間違ったために、塊となってしまったと考えられます。

 

様子を見ているうちに吸収されてなくなることもありますが、残ってしまった場合には治療によって除去することが可能です。
まずは、エコー検査で、場所や大きさを確認します。大量にできているケースもあるため、触診だけでなく、目視によるチェックが必要になります。部位を確実にとらえて、ヒアルロン酸を溶解する酵素を注入します。早くて翌日、遅くとも4〜5日後には吸収されて消えますが、消えない場合には吸引か小さな切開によって除去します。

 

 

プチ豊胸とも呼ばれる手軽な豊胸術で、施術を受ける人も増えていますが、実績と信頼のあるクリニックを選ばないと、トラブルを招くことになります。カウンセリング時には、希望を伝えるとともに、施術内容についても詳しく説明を受け、十分理解してから施術を受けることをおすすめします。その際、トラブルの可能性や対処方法についての説明も聞くようにしましょう。

 

きちんと説明してくれないクリニックは、信頼できません。
豊胸術以外の原因で、しこりができる場合もあります。乳腺症、乳腺炎、乳がんなどの病気でも現れることがあり、これは豊胸術とは関係がありません。いずれにしても、自分では判断ができませんので、医師による検査と診断を受けるようにしましょう。